今日は木材などを細かく破砕する「チッパー」なるものをはじめて使いました。
チップ、チッパー、チッペスト・・・頭の中でついつい活用してしまいます。
実際使ってみるとこんな感じ!(音量注意)
すさまじい音と、メカニカルな刃の動きと、圧倒的処理能力にアドレナリンが湧きたつッ!
直径7,8cmくらいまでの枝ならば余裕で飲み込み、破砕していきます。
まとまった量を破砕するときは負荷によりエンジン回転数が落ちるため、枝を送り込む油圧ポンプの圧力が低下し、木材の送り込みも止まる仕組み。まとまった量の破砕が終わると再びエンジン回転が上がり、油圧が上がり、木材の送り込みが再開する。
食べ過ぎたらしばらくモグモグして、飲み込み終わったら次を食べ始める感じでかわいい。
こんなワイルドかつキュートなマシーン、作った人は天才なのでは。
吐き出すチップが小山になったらちょっとずつ移動していきます。
チッパーの処理を滞らせないように、わっせわっせと木材を食わせ続け、わずか一時間で軽トラ2,3杯分の木材がチップになりました。このチップは数日放っておくと発酵が始まり堆肥になるそうなので梅林に戻そうと思います。
しかし、まだ軽トラ10杯分くらいは剪定した枝が残っていますが・・・
ここでハイペースのチッパーに人間が付いていけず、背中の筋を痛めてダウン。
なんてこったい・・・次からは二人作業だな。
仕方なくチッパーを片付け、梅の農園を見回りに。
写真左側に映っているのは高くなりすぎてしまった防風林。
園内に日影を作ってしまっていて、梅の木の防風林側には枝葉がないことが分かります。
そして太陽を求めて右側へと精一杯手を伸ばしている感じがなんともいじらしい・・・。
写真奥側の方は防風林の剪定が終わっています。この日当たりの圧倒的な差ッ!
早く防風林の剪定を進めなくてはッ!
農業で全国的にホットな話題は鳥獣害と竹林ですが、放っておかれて伸びちゃった防風林も地味に話に上ります。自分のところだけでなくよその土地に日影をつくっちゃうんだけど、業者に頼むと結構お金がかかるし、自分で切るには背が高くなりすぎてて難しい。
困っている農家さん、多いんだろうなぁ。
そんななかでも、梅の木は実をつけてくれています。
完全無農薬・無化学肥料なので、出来ることは環境整備と神頼みくらいですが
がんばりまっす!
(Yume+able むー)
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