梅まつりと梅の剪定

関東は冬場の晴れが続き、抜けるような青空に真っ白な富士山。
丘の上からは白い花が咲き乱れる梅林が開花のピークを迎えている様子が見られます。

梅林の中から、ちょっと望遠気味に梅林と富士山。
撮影愛好家も多く訪れます。

曽我梅林では梅まつりが開催され、食堂や出店が軒を連ね、週末には多くの人々でにぎわいます。梅の木の下には座敷がならべられ、春を先取りした陽気のなかでお花見する様子があちこちで見られます。


そして、あと少し残ってしまっていた梅の枝の剪定をがんばりました!

無用に花を散らさないよう気を付けながら、木に登ります。花が咲いている枝を切り落とすのは気が引けますが、これも10年後の樹形を保つため・・・。

山の中にある秘密の梅林の剪定もあらかた終えて、枝も片づけました。

ここも少しずつ手を入れて、蔵は大人の隠れ家にしていこうかと^^

花の香りが気持ちを豊かにしてくれます。

枝を集める丘の上で。

数百kgになる剪定した枝を運びおえてふと見渡すと、相模湾に浮かぶ初島まできれいに見渡せます。静寂に耳を澄ませるとキツツキが木を打つ音も聞こえます。

夢中になって作業していた自分は、まさに天地と一体になっていたのだ、と直覚する瞬間。農業の最大の魅力はこの瞬間にあるのではないか・・・と、そんな気さえしてきます。

心地良い疲れもありながら、楽しかった作業を思い返したり、次は何をしようかと話したり。仲間の存在のありがたさ、嬉しさをしみじみと味わいます。

やればやった分だけ、返ってくる・・・かも知れないし、返ってこないかも知れない。

人知を超えた自然と一体になりながら、わずかばかりの知恵と技と力を駆使して、楽しく試行錯誤を繰り返す。
農業は学び多い人生も与えてくれます。

(Yume+able むー)

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