爆弾と軽トラと草刈機

突然ですけど、爆弾の残骸です。

終戦間際に下曽我駅前付近が米軍機P51の機銃掃射を受けた際に、駅前に備蓄してあった松根油の火災が発生し、それが(あろうことか)すぐ隣に積んであった弾薬庫に引火して、駅前一体が焦土と化したそう。その時に周囲に飛び散った爆弾の破片がこちらの写真。
駅近くのクリーニング屋さんに行けば見せてくれるよ、と梅の師匠に教わって話を伺いににいったら、無造作にエアコンの室外機の横に放置してありました。突然の訪問にも関わらず、ご主人が20分くらい色々と戦後のお話を聞かせてくださいました。こういう語り、大事だよなぁ。でもまさかクリーニング屋さんが語るなんて知らないよなぁ。
そしてまた突然ですが、軽トラのあおりをヤフオクで入手しました。もう錆が酷くて蝶番がもげたりしていたので、さすがにまずいなと。
こんなものが九州から送られて来るもんなのですねぇ。左右と後ろの3枚のあおりで送料込35000円也。
サクサクに錆びたあおりを取り外して…
立て付けを調整して無事装着。まるで車ごと熊本からやって来たかのよう。
外したあおりは屑鉄屋さんに持ち込み買い取ってもらいました。500円也。

手をかけるほどに愛着が湧いてきます。直せる限り直して乗り続けてあげたいです。
そして…新しい草刈機!
買ってしまいました。開けた場所だけでなく、竹林伐採なども考慮してちょっとパワフルな2スト25ccの共立製中型機です。
説明書を見ながら組み立て完了!
各部の締結も確認し直し、試運転も順調に終わりました。これで草刈り作業が倍速で進みます。
操作系も肩ベルトもいい感じ。何よりエクステリアデザインが洗練されています。操作桿のパッドの質感とか、配線の処理の仕方とか、めちゃくちゃカッコいい。
意味不明ですか。
あおりを変えた軽トラに新しい草刈機を積んで山の上のブルーベリー畑の草刈りに行きました。夏に放火された机椅子も復活させて、ガードレールの落書きも消して頂いて、草刈りもあっという間に終わって…幸せ。
作業を終えて麓を眺めた時に、終戦頃の空襲の光景を思い浮かべました。

Yumeable むー

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